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zoom RSS 「蟲師」(名作レヴュー第3回)

<<   作成日時 : 2006/11/18 01:05   >>

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2005年10月-2006年3月に地上波で20話まで放送、2006年5月-2006年6月に21-26話はBSで放送、全26話。原作:漆原友紀、監督:長濱博史。

「蟲」とは、動物や植物よりも下等な原始の生命に近い異形のものたちを指す。普通のヒトには「蟲」を見ることはできないが、「蟲」が原因でさまざまな事件が引き起こされる。本作の主人公ギンコは、旅をしながら「蟲」が引き起こす事件を調べ解決する「蟲師」である。

本作では、ヒトと「蟲」との関係がテーマのひとつである。ヒトがそれぞれの生存を主張するように「蟲」たちも生存を主張する。ギンコはヒトにとって必要な場合は、躊躇なく「蟲」を退治する側に立つが、ギンコと「蟲」との関係は、

「奴らは決して友人じゃない、ただの奇妙な隣人だ。気を許すもんじゃない。でも好きでいるのは自由だがな」(第15話)

というセリフから伺い知ることが出来る。

本作は、一話完結型のストーリーであり、前回紹介した「プラネテス」などの谷口悟朗の作品にみられるような強いメッセージ性があるわけではないが、毎話良質なストーリーが用意されており、独自性が強いが、背景や登場人物たちのふとした仕草からどこか懐かしさを感じさせる作品で、完成度はきわめて高い。本作の時代は作中では明確にされていないが、人々の生活、風俗からは江戸時代を思わせる(ギンコだけは洋装をしているが)。古き日本の緑の豊かさが、本作を印象深いものにしている。

本作は、文化庁「日本のメディア芸術100選アニメーション部門」では、並みいる名作をさしおいて6位に入るなどきわめて高い評価を受けつつある作品である。こういう良質なアニメが高く評価され、売れるのは個人的には非常に喜ばしい。

次回の名作レヴューは「あずまんが大王」の予定。

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