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zoom RSS 2006年のアニメのまとめ(1)

<<   作成日時 : 2006/12/22 01:05   >>

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2006年も残すところ数日となり、この辺で個人的な2006年のアニメのまとめをしておきたいと思う。

【期別のまとめ】

まず、1-3月期では、人気ゲームのアニメ化作品「Fate/stay night」や化猫の回が一部で話題となった「怪 〜ayakashi〜」などが1月から開始されたが、めぼしい作品は少なく、「蟲師」、「舞-乙HiME」、「SoltyRei」といった2005年10月開始の継続作品が目に付いた。これらは、いずれも終盤をうまくまとめていたため印象に残る作品となった(蟲師は一話完結形式だが、地上波最終話となった20話は秀逸であった)。

4月開始アニメでは、なんといってもまずは、「涼宮ハルヒの憂鬱」だろう。京都アニメーションの丁寧なアニメ作りに、涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、長門有希、鶴屋さん、キョンの妹といった多彩で個性的な女性陣や、キョンの独特の一人語りがうけ、いわゆるU局アニメながら今年一番の話題作となった。4月期では他にも、「BLACK LAGOON」、「うたわれるもの」など多数のU局アニメが話題となった。それ以外では、2005年に放送され癒し系アニメとして話題になった「ARIA The ANIMATION」の続編である「ARIA The NATURAL」や最終話を見事に締めくくった「桜蘭高校ホスト部」、夕方放送の番組では、独特のSF世界観をもった「ZEGAPAIN ゼーガペイン」などが話題となった。また、4月期では、「涼宮ハルヒの憂鬱」のように高い映像クオリティの作品が話題になる一方、「MUSASHI -GUN道-」が非常にクオリティの低いアニメとして話題となった。10月開始の作品だが、今年は「夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜」でも作画崩壊が話題となり、アニメ界におけるさまざまな問題が浮き彫りになった。

7月開始のアニメは、ひきこもりを通して現代の若者が抱えるさまざまな問題を描いた「N・H・Kにようこそ!」や主人公と主人公が欲しがっていた妹との共同生活をあたたかく描く「ちょこッとSister」などがあるが、これらもU局アニメである。

夏の劇場版アニメでは、スタジオジブリの新作「ゲド戦記」や細田守監督の「時をかける少女」などが話題になったが、前者は評価が分かれたが批判的な意見が多かったのに対し、ファンの間では後者は広く支持され、また平成18年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などいくつかの賞を受賞した。

長編アニメーションでは、9月に「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」が「攻殻機動隊 SAC」のシリーズ第3作として放送され、相変わらずの高いクオリティが話題となった。

10月開始の作品では、名作「プラネテス」のスタッフをベースに豪華なメンバーがそろった「コードギアス 反逆のルルーシュ」、4月に放送され人気を博した「BLACK LAGOON」の第2期「BLACK LAGOON The Second Barrage」、人気漫画のアニメ化作品「DEATH NOTE」、人気ゲームの京都アニメーションによるリメイク作品「Kanon」などが話題となっている。

また、WOWOWで放送された作品では、「イノセント・ヴィーナス」、「シュヴァリエ」、「奏光のストレイン」などが話題となった。

【個人的な評価】

「蟲師」や「ARIA」などの前年からの継続作品を除いて今年放送が開始されたアニメを眺めてみると、ここ数年の作品と比べると個人的には、小粒という印象が強い。週60本ともいわれる大量のアニメが放送される中、期別のまとめでも触れたように、作画が大きく崩壊するようなアニメも出現し、映像クオリティが高い作品でも、売れ線狙いのものが多く、良質なストーリーのハイクオリティな作品はみられなかった(つまり、名作レヴューで紹介する候補となるような作品はなかった)。

上記で太字の作品は記憶に残っている作品や注目作だが、その中で2006年開始で既に終了したTVシリーズ作品というと、「涼宮ハルヒの憂鬱」、「BLACK LAGOON」、「桜蘭高校ホスト部」、「ZEGAPAIN ゼーガペイン」、「N・H・Kにようこそ!」の5作品である。この中から個人的なベスト3を選ぶと、

1位:BLACK LAGOON

2位:ZEGAPAIN ゼーガペイン

3位:N・H・Kにようこそ!

となる。

選外の作品については、「桜蘭高校ホスト部」は、最終話に限定すればこの作品が一番の出来だったのだが、中盤つまらない回が複数回あったことが響いた。「涼宮ハルヒの憂鬱」は、まあ見て楽しむことはできるのだが、特別何かが残るという作品ではなかった。

3位の「N・H・Kにようこそ!」については、このブログでも何度も書いてきたように、主人公の妄想部分や中盤でやや退屈な回があったり、ひきこもりについてもややあさはかな解決策を提示するだけのようにも感じたが、それでも、この作品で描かれたような現代の若者が抱える問題に真正面から取り組んだ作品は他にあまりなく評価できる作品だと思う。最終話は、個人的には、もう一工夫欲しかったのだが、それでもいい作品に仕上がったのではないかと思う。

2位の「ZEGAPAIN ゼーガペイン」は、独特の世界を展開した作品で、ストーリーの大きさでは今年一番だったと思うのだが、主人公のキャラにどうしても共感をもてなかったのと、夕方放送ということで、やや子供向けを意識した面があり、2位としたが、いい下地があったので、深夜でもう少し大人向けを意識して作っていればかなりいい作品になったかもしれない。個人的には、惜しい作品だと思う。

2006年アニメのマイベストは、「BLACK LAGOON」とした。この作品についても何度か書いてきたが、B級テイストなセリフに、ロック、レヴィの生き方など適度に問題提起をしながら、迫力ある戦闘シーンで視聴者をひきつけるアニメで、突っ込みどころも多いが、B級アニメとしてはかなり面白い作品に仕上がっている。個人的には最終話は、あと一歩、最後のロックと雪緒のやりとりをつめて、銀次の「一瞬の迷い」をもっとうまく表現して欲しかったのだが、それでも第2期は双子編、偽札編、日本編といずれも高いレヴェルが維持されており、視聴は毎週楽しみだった。特に、双子編のラストは印象的だった。将来的には、第3期も是非期待したい。

次回は、売り上げの観点などから2006年のアニメシーンをもう少し振り返ってみたいと思う。

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