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zoom RSS 「ふたつのスピカ」(名作レヴュー第7回)

<<   作成日時 : 2007/01/05 23:58   >>

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2003年11月-2004年3月に放送、全20話。原作:柳沼行、監督:望月智充。国産の宇宙探査ロケット獅子号が墜落するところからストーリーは始まる。獅子号の事故で幽霊となった獅子号のパイロット「ライオンさん」と出会い、宇宙のことをきくにつれ、主人公のアスミは幼いころから「ロケットの運転手」になることを夢みるようになる。本作は、ロケットのパイロットを目指す少年少女を描いた作品。

この作品の見所のひとつは、「夢」を目指す少年少女たちの姿だろう。アスミはいう、

「小さい頃から私、空を見てたの。ずっとずっと近づきたいと思ってた。これだけなの私の夢。これしかないの」(第6話)。

言葉にすると陳腐に見えるかもしれない。しかし、アスミがこのように語るまでの、出自や成長が丁寧に描かれ、この言葉が重みをもって心に響く。夢の実現を描くアニメは多数ある。多くの夢の中で、ロケットのパイロットはきわめて実現が難しいものだろう。同時期に同じNHK-BSで放送された「プラネテス」とともに、宇宙飛行士を目指す人々を描いたアニメとして印象深い作品に仕上がっていると思う。

本作は、近未来の設定ながら、まるで10年20年前のような世界観で、どこか懐かしさを感じさせる作品だが、「夢」や「友情」といった時代に不変のテーマを扱っており、NHK的という意見もあるかもしれないが、良質なドラマが展開されていると思う。原作が未完の状態のアニメ化であり、正直やや中途半端なところで終わっている感は否めない部分はある。しかし、これほど丁寧に、主人公が夢をもつようになったいきさつや夢の実現へのステップを描いた作品は他にあまりなく、個人的には高く評価している作品だ。子供の心も大人の心も動かしうる作品だと思っている。

次回はアニメレヴューで「エルフェンリート」の予定。

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