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zoom RSS 「カレイドスター」(名作レヴュー第8回)

<<   作成日時 : 2007/02/04 07:16   >>

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2003年4月-9月に「カレイドスター」として26話、2003年10月-2004年3月に「カレイドスター 新たなる翼」として25話、全51話放送。それらに加え現在のところ3本のOVAが発売されている。原案:佐藤順一、シリーズ構成:吉田玲子、監督:佐藤順一、平池芳正(「カレイドスター 新たなる翼」3話以降、佐藤監督と併記)。話の舞台は、サーカス、ミュージカル、マジックなどの要素を併せ持つエンターテイメントショウを提供するアメリカのカレイドステージ。カレイドステージのスターになることを夢みる主人公・苗木野そらがそのオーディションを受けるべく渡米するところから物語は始まる。本作は、明日のスターを目指す若者が集うカレイドステージで、主人公・そらの成長を描いた作品。

本作では、主人公・そらに、次々と試練が与えられ、そらがそれをしっかり受け止め、彼女なりに乗り越えていく様子が丁寧に描かれている。もう一人の主人公ともいうべきカレイドステージの大スター・レイラとそらの関係も見所のひとつ。そらが周りの力を借りながら成長していくのに対し、レイラは自らの力で困難を克服する。そんな対極ともいうべき二人が、パートナーとして、ライバルとして描かれ、彼女たちが成長する中で、多くの印象的なセリフと迫力のステージを体験することができる。

本作の舞台はサーカスに近いステージであり、スポーツというと厳密には異なるのだろうが、演劇を扱った「ガラスの仮面」などと同様に、いわゆるスポ根ものに含まれる作品といえるのではないかと思う。かつては「巨人の星」、「あしたのジョー」など、スポ根ものといえばアニメの王道だった時代があったが、努力・根性といったものよりもセンスや才能がもてはやされる時代になり、最近のスポ根もので印象に残っているアニメ作品というと、個人的には、本作と現在、第3期を放送中の「メジャー」ぐらいしか思い浮かばない。特に本作は、現代の価値観に合う形で表現されており、2000年代のスポ根作品の代表作といっていいのではないかと思う。

本作は、全51話と1年ものの作品のため、すべての回が満足のいく出来というわけではなく余分な印象を与える部分もあるが、全編としてみるとそれも、登場人物たちの人間関係を深く描きだすことに寄与しており、主人公の成長という普遍的なテーマを正面から扱い、描ききった点で、高く評価できる作品なのではないかと思う。特に、2期に分かれているが、2期とも終盤にむけて加速度的に盛り上がる展開で、終盤はどちらも感動的なシーンで結ばれている。本作では、子供向けを意識した部分もあり、これまで、このブログで使ってきた「名作」という言葉がこの作品とマッチするかといわれるとやや微妙だが、不満点はあっても、非常に多くの評価できる点がある作品であると思い、名作レヴューで紹介することとした。

次回はアニメレヴューで「R.O.D」の予定。

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