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zoom RSS 「巌窟王」(アニメレヴュー第8回)

<<   作成日時 : 2007/02/22 02:07   >>

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2004年10月-2005年3月に放送、全24話。原作:アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」、監督:前田真宏。ルナのカーニバルでアルベールがモンテ・クリスト伯爵と出会うところから物語は始まる。本作は、荒廃した貴族たちの華やかな未来都市パリを舞台に、モンテ・クリスト伯爵の復讐劇を描いた作品。

まず、はじめて本作をみたとき目にとまるのはその非常に独自性が高い映像美だろう。独特の服装表現、未来感を与えるオブジェたち、優雅と伝統を感じさせる未来都市パリ、宇宙時代の独自の世界観など第一印象から、映像としてのアニメーションの可能性を存分に感じさせる作品である。また、荒廃した貴族たちの未来都市パリを舞台に、愛、友情、嫉み、復讐といった人間が集まったとき不変的に顕れる感情をモンテ・クリスト伯爵の復讐劇を通して描ききった点は高く評価されるべきだと思う。そして、もう一人の主人公というべきアルベールの成長がやはり本作の見所のひとつだろう。アルベールとフランツ、ユージェニーの関係がどのように変化していくのかも本作の大きなテーマのひとつである。

個人的には、古典的な作品を原作としているため登場人物たちの価値観が現在の価値観からすると幾分ずれており、やや陳腐な印象をもった点とクライマックス(第23話)のまとめ方がやや不満でアニメレヴューでの紹介としたが、非常にオリジナリティの高い映像や複雑に絡み合う人間ドラマは見事な出来で、最終話もうまくまとめられていると思う。正直、アニメレヴューで紹介するか、名作レヴューで紹介するかかなり迷った作品のひとつで、これで、もう少し強いメッセージ性でもあれば文句なしに名作レヴューで紹介したであろう作品である。

次回のアニメレヴューは、「NOIR」の予定。

# 名作レヴュー、アニメレヴューどちらも、まだ見てない人も対象とした紹介記事として書いているため、詳細に触れるわけにはいかないんだよなあ。機会があったら、これまでレヴューを書いてきた作品もネタバレOKな状況で、もう少し丁寧なレヴューを書きたいと思っている(まあ、やるとしてもずっと先の話だろうけど)。

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