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zoom RSS 「NOIR」(アニメレヴュー第9回)

<<   作成日時 : 2007/03/02 00:13   >>

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2001年4月-9月に放送、全26話。原案・構成・脚本:月村了衛、監督:真下耕一。過去の記憶を亡くしているが天才的な殺しの腕をもつ夕叢霧香と最も信頼できる殺人代行業者といわれるミレイユ・ブーケ。この二人が出会い、殺し屋としてコンビを組むことになる。「ノワール」とは、二人が仕事を請けるときに使うコードネーム。本作は、二人の主人公が殺しの仕事をしながら、自分達の過去を取り戻す過程を描いた作品。

中盤までは、二人が依頼された殺しの仕事をこなすという一話完結形式をとる。終盤は、二人の背後に忍び寄る「ソルダ」という組織と二人の過去、そして「ノワール」の真実を描く。やや非現実的ながらも二人が銃をベースに、大量の敵を次々に倒していくアクションシーンとともに、感情表現が少ない霧香と時に辛辣な言葉を使うミレイユの関係も見所のひとつ。とはいえ、本作の最大の特徴はなんといっても音楽の効果的な使用だろう。本作の音楽は、梶浦由記さんが担当。梶浦さんは「MADLAX」や「.hack」シリーズなどの真下監督作品の多くで音楽を担当されており、個人的には「舞-HiME」シリーズの音楽も印象に残っている。本作では、ヨーロッパを舞台に洗練された映像と、迫力の音楽が見事にマッチしている。

全般的にストーリーはツッコミどころが多く良質とは言いがたいが、映像と音楽、そしてところどころに入る霧香とミレイユの印象的なセリフと、視聴者の感性に訴えかける作品だと思う。本作のもつ雰囲気に浸れる人にとっては、非常に楽しんでみることができる作品だが、ストーリーやアクションシーンのリアリティにこだわる人にとっては非常につまらない作品となるだろう。個人的には終盤の展開はやや疑問をもたざるを得なかったが、中盤までの過去の探求をサイドストーリーとして一話完結型に進む展開は楽しめた。いずれにせよ、ストーリーよりも感性に訴えかける作品として、オリジナリティは評価すべきだと考えている。

次回は、名作レヴューで「宇宙のステルヴィア」の予定。

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霧たんぽ鍋 「アニメのあれこれ」
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