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zoom RSS アニメDVDの今後と動画配信、YouTube、のだめ、コードギアスDVD売上他

<<   作成日時 : 2007/04/18 01:03   >>

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昨年から、次世代DVDフォーマットのアニメDVDがいくつか発売され、その圧倒的なクオリティが話題になったものもあったが、izaの記事(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/comic/48065/)によると、バンダイビジュアルはDVD戦略について「世界同時に同一価格、同一仕様で販売するビジネスモデル」を作るつもりだという。海外で販売されるアニメDVDは国内での価格よりも随分安い場合が多いということはよく知られていることだが、国内の価格に合わせるのだろうか?同記事では、高画質な作品を提供するため、新作アニメの制作費が一話当たり1600-2000万円まで上昇していることも報じているが、この事実からは、海外同時発売で市場を大きくしても、国内DVDの値段が安くなる可能性は低いように思われる。

「2007年4月新番組アニメのまとめ(http://animeblog.at.webry.info/200704/article_3.html)」で、非常に高い映像クオリティに驚かされた「精霊の守り人」には、世界戦略をもったアニメファンドの資金が入っていることを書いた。以前の読売新聞の記事(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060626mh10.htm)によると、この手の海外市場まで目を向けたファンド設立が広まっていることがみてとれるが、4/17に新たなアニメ関連事業に投資するファンド設立が発表された(http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20347311,00.htm)。今後も、海外まで目を向けたアニメが増えてくるのだろう。

これらの記事から見れることは、DVD売上の二極化高画質対応のための制作費の上昇など、リスク要因が大きくなりつつあるアニメコンテンツを海外市場で高く売ることでリスクをいくらか小さくする方向に向かっているということだろう。特に、最近は出来がいいアニメが売れず、コアなファンに訴えかけるアニメが高いセールスを記録する方向にあり、個人的には、いいアニメが作られ続けることができるビジネス環境を作る必要があると思っている。海外の放送権料やDVD売上などまで視野に入れてコアにファンに媚びない「いいアニメ」が作られるようになって欲しい。

また、アニメファンとしては、DVDの値段の高さが気にかかるところだ。デジタル放送で高画質録画が可能になり、現在のアニメDVDの購入層の多くは、コアなファンであり、コレクターズアイテムとして買う場合が多い。通常版と限定版が発売されるアニメがあるが、値段が結構高くても限定版が売れていることからもそれはみてとれる。そういうコアなファンは、高額でも特典付きの高画質DVDを買うだろうが、途中から視聴したとか録画をせずに見ていた一般のファンなどは、現在のような価格ではDVD購入をためらう場合が多い。以前も書いた(http://animeblog.at.webry.info/200612/article_13.html)が、低画質なものを流通コストの低いネット配信で販売することである程度低価格にできないだろうか。

動画配信に関連するニュースでは、YouTubeにまもなくフィルタリングシステムが導入されるという(http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20347222,00.htm)。YouTubeは、昨年来、日本のアニメも多数アップロードされたことで話題になっており、特に「涼宮ハルヒの憂鬱」の大ヒットに多大な影響を与えたともいわれている。一方、コンテンツの権利者からは大きな不満の声が上がっており、今回の発表となった。フィルタリングシステムが実際に、どの程度機能するものなのかはわからないし、放送されたばかりの日本の番組に対しても、うまく働くかは疑問だが、これで、違法な動画配信はかなり減る可能性もある。日本の優良コンテンツが垂れ流しの状態となっていたこともあり、フィルタリングシステムの導入は価値があることだが、コンテンツの権利者は何故これほどYouTubeが支持されたのかをきちんと理解する必要はあるだろう。特に、アニメに関しては現在は視聴が制限されるUHF局で放送されるものが増えており、地方のアニメファンにとっては、YouTubeなどが唯一の視聴手段ということもあっただろう。最近は、放送後一週間程度は公式に無料でネット配信するアニメも増えてきているが、それでも多くのアニメはテレビを通してしかみることができない。見てない番組をいきなり高額のDVDで購入するというのは無理な話だし、レンタル店にすべてのアニメDVDがそろっているわけでもない。これはUHFアニメの新番組に限定されるものでもなく、過去作についても同様のことがいえる。いずれにせよ、規制がかかり、YouTubeなどの動画投稿サイトを通したアニメ視聴が減ることで、アニメファンの数が減り、ひいてはアニメ産業そのもののパイが小さくなるような事態は防ぐ手立てを考えてもらいたいものである。

最後は、DVD売上の話。オリコン(http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/43824/)によると、「のだめカンタービレ」のDVD第1巻の初動は7千本とのこと。「上々のスタート」と書いてあるけど、とても「上々」とはいえない結果w。まあ、ドラマが放送された直後でそれと比べられたり、演奏のシーンで動きが少ないということがよく指摘されているけど、アニメ自体に目を向けると、決して悪くない出来だが、コアなファンが「のだめ」のDVDを買うとはあまり思えないし、原作ファンと一般人に頼った販売だとこの位が妥当な数字なのだろうか。2週間の休みが影響しているのかもしれないし、恐らくはある程度は累計型だと思われるため、とりあえずは、1万本を超えることが出来るか注目。

コードギアス第3巻は、オリコンのアニメDVDのデイリーランキング(http://www.oricon.co.jp/rank/da/d/)で4/15、16付けいずれもランクインせず。ととろ、ラピュタ、魔女の宅急便などよりも売れておらず、一応の放送終了が影響しているのかも。第23話放送から2週間以上経ち、このブログでもコードギアス関連のアクセスは相当減っており、やはりある程度興味を失った人がいそうな気配。第3巻は現在オリコンの数字で4.5万本程度の売上と思われる、第2巻は5万本に到達しているが、第3巻がそれに近づけるかどうかは微妙なところ。

# 最初にとりあげた、iza の記事(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/comic/48065/)ではコードギアスの販売本数が22万本と読める書き方だが、これは出荷本数の意味だろうなあ(オリコンの売上では現在3巻までで20万本にも達していない)。

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