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zoom RSS おおきく振りかぶって 第1話 「ホントのエース」

<<   作成日時 : 2007/04/20 00:31   >>

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コードギアスが第23話で一区切りつき、放送中のアニメの感想はしばらく休憩しようかと思っていたのだが、ブログを続ける習慣を残すためにもペースメーカーとして週に一本は、感想を書くことにしようと思う。

で、4月期開始作品で、どれにしようか迷ったわけだが、当面は、「おおきく振りかぶって」の感想を書くことにした。放送開始前の今期の大本命でありサンライズのロボット物なので最終的にはそれなりの作品になると思われる「アイドルマスター XENOGLOSSIA」や、期待作の「ロミオ X ジュリエット」なども候補だったのだが、前者は脚本と音楽に馴染めないでいるのと、後者はストーリー性が強い作品で一話ごとに感想を書くのはどうかと思い、「おお振り」を選択した。

ひぐちアサさんの原作は、第十回手塚治虫文化賞「新生賞」を受賞しているマンガで、いくつかみたブログではマンガとアニメの比較などをされていたが、純粋にアニメを楽しむために原作はアニメの放送が終わるまで読まないようにしようと思っている(放送終了後読むつもり)。なので、原作既読者はもしかしたら違和感をもつ記述があるかもしれないが、あくまでアニメだけをみた場合の感想です。

まず、この作品のアニメメインスタッフを眺めてみると、監督:水島努、シリーズ構成:黒田洋介となっている。黒田洋介さんはこれまで多種多様なアニメの脚本の仕事をこなされており、このブログを見ている方でもご存知の方が多いと思われる。このブログでレヴューした作品だと、いまをときめく谷口悟朗監督の「スクライド」は黒田さんが全話脚本を担当されている(谷口監督のTVシリーズ第1作「無限のリヴァイアス」もそうだが)。監督の水島努さんは、「クレヨンしんちゃん」の演出やいくつかの映画版での監督、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の監督などコメディ色が強い作品の印象が残っている。

第1話は、脚本:黒田洋介、絵コンテ・演出:水島努。今回は、基本的には、メンバー紹介と三橋と花井の勝負。最近のアニメだと、伏線を入れたり、いくつかの場面を交互に描いたりすることが多いが、今回は、三橋の中学時代の回想が数箇所描かれた以外は、ほぼ野球部のグラウンド内でストーリーが終結している。これは、恐らく原作がそうなっているのだろう。特に単調という印象はなかったが、恐らく原作なしで同じようなアニメを作るとしたら、将来は野球部に入るが現在はまだ野球部に入っていないキャラを描くなどある程度ストーリーに起伏を持たせる設定を何箇所か入れることになるように思う。

第1話を見た時点での主要キャラクタを個人的に分析すると、

三橋廉:
肩をたたかれたり名前を呼ばれたりしただけでビクッとするところからは基本的に神経質で弱気な性格と思われるが、自主練をしていたことやエースの座を譲らなかったところからは向上心が高いようにみえる。速い球を投げれないところなどからは、基本的な身体能力はそれほど高くないようだが、精確なボールコントロール・多彩な球種・くせのあるストレートなどの武器があり、阿部とのコンビで強力な投手になる可能性も。

阿部隆也 :
冷静な観察眼の持ち主で、三橋の能力を見抜いたり、花井の打者としての力量や心理を正確に読めており、三橋をサポートできる強力な捕手。花井を巧みにあおったり、三橋をやる気にさせたりと相手を自分のペースに取り込む力も持っている。一方、「サインに首を振る投手は大嫌いなんだ」、「一点入れてくれる打者がいれば甲子園に行ける」というように、自分の力を過信している部分もみてとれる。

花井梓:
「野球じゃなくてもいい」と発言するように、全般的な身体能力の高さが伺える。三橋との勝負では当初、集中力を欠いた部分もあり、毎回実力を発揮するのは難しいかもしれないが、集中すれば力を出すタイプ。強気のコメントをすることが多いが、甲子園に関して、「一応目指せよ」と発言しているように、ある程度自分の力をわきまえている部分もみてとれる。

田島悠一郎:
キャッチャーフライの捕球や三打席勝負に参加の意思を示したように、野球に関しては何でも楽しんでやることができる、天真爛漫な天才タイプ。本気で甲子園を目指すと発言しているところからも、これまで挫折をしたことがない様子が伺えるが、身体能力に関しては第1話の時点では未知。

百枝まりあ:
軟式時代の卒業生ということだが、きれいなキャッチャーフライをあげたり、甘夏を手で絞っているところから基本的な身体能力や野球の技術の高さがみてとれる。三橋を強引にグラウンドに連れてきたところや、花井を引き止めたところ、「本気で勝ちたい」と発言しているところからは、押しの強い性格と高校野球に対する強い情熱が感じられる。

といった感じか。弱気な投手という設定は珍しいが、成長物語としては面白くなりそう。原作に忠実にアニメ化しているせいなのかよくわからないが、正直いくらか野暮ったい印象はあるのだが、人物造詣もよく、キャラもかぶらずによく描けている。この手の作品が好みというのもあるが、第1話の時点では個人的には心動かされた作品だ。

次回の第2話は、「キャッチャーの役割」。今度は阿部に焦点があたるのだろうか?楽しみにしたい。

オープニングテーマは、Base Ball Bearの「ドラマチック」、エンディングテーマは、高田梢枝さんの「メダカの見た虹」。どちらも作品のイメージにあっている。オープニングアニメーションの絵コンテ・演出は蟲師の監督で注目を浴びた長濱博史さん。曲に合わせて、キレのいい印象的なシーンが描かれておりなかなかいい出来。エンディングアニメーションの絵コンテ・演出は監督の水島努さん。スローな曲に合わせて試合の場面場面を描いている。高田さんの歌詞もこの作品に非常にあっており、こちらもいい。

# 原作者のひぐちアサさんって女性なのね。ちょっとびっくりしたw。どういうスタイルで感想書くかも決めていないので、当初は感想のスタイルも結構変わるかも。「おお振り」は「コードギアス」と違ってみている人は限られそうな作品だからアクセス数は少ないだろうなあw。

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品質評価 41 / 萌え評価 25 / 燃え評価 4 / ギャグ評価 9 / シリアス評価 6 / お色気評価 11 / 総合評価 16レビュー数 144 件 ...続きを見る
ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・...
2007/08/27 22:55
◎おおきく振りかぶって第1話「ホントのエース」
おおぶりの再放送はじまった。再放送やるということは、また新作もやるのかな?中学校時代、三橋は理事長の息子だったため、打たれまくってもエースとしてなげてたため野球部員から嫌われ者だった。そして、高校は別の高校にいく。そして、見るだけといって野球部にいって... ...続きを見る
ぺろぺろキャンディー
2009/12/14 21:07

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!

キャラクター分析面白いです!
おお振りは今期一番の期待作で、毎週楽しみです
check it
2007/04/21 19:37
check itさん、コメントありがとー。

管理人は、原作のことも番組が始まる前は知らず、「おお振り」には特別な期待があったわけではなかったのですが、たまたまみてはまりました。

原作ありで、また高校野球を扱った作品は多くあり、オリジナリティあふれる世界観といった作品ではないため、いくらか減点される部分はあるのかもしれませんが、2話までだと今期トップクラスのアニメだと思っています。

2話の感想は近日アップ予定。
管理人
2007/04/21 23:01

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