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zoom RSS 「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(アニメレヴュー第11回)

<<   作成日時 : 2007/04/29 22:51   >>

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2004年1月-2005年1月に放送、全26話。原作・協力:士郎正宗、監督・シリーズ構成:神山健治。好評だった「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」の続編であり、公安9課が直面する新たな事件を描く。

前作同様、近未来の日本を舞台に9課の活躍をハイクオリティな映像と練りに練られた脚本で描いている。前作では、一話完結型の回と笑い男事件を扱う回があったが、2ndでも同様な手法をとっており、一話完結型の回では公安9課の面々の過去などを描きながら、全編を通しては個別の11人事件が描かれている。個別の11人事件では、難民や安全保障問題など政治色が強いテーマを扱っている。ストーリーコンセプトに押井守の名前がクレジットされているが、その影響なのか前作以上に入り組んだ複雑なストーリーとなっている。

扱う事件の大きさや近未来に日本が抱えるであろう安全保障の問題など、描かれているテーマは前作以上に重く、前作のテーマであった「個と集団」というテーマをさらに掘り下げており、ストーリーは深く複雑になっている。ハイクオリティな映像は相変わらずで、みて十分満足がいく出来ではあるのだが、個人的には前作ほどは心を動かされなかった。理由を考えてみると、一つは、クゼが難民のカリスマとして描かれており、その過去も丁寧に追っているのだが、クゼのどこがそれほど民衆を惹きつけるのか最後までわからず、クゼがいうところの「革命」の思想にも魅力を感じなかったことだろう。また、個人的には、名作レヴューで紹介した前作からは製作者のプライドや熱い息吹のようなものを感じたのだが、2ndでは草薙素子が終盤思索的な状態になったことも影響しているのか、事態が大きく動いている割りには、今一歩強い実感をもてなかった。こういう理由でアニメレヴューでの紹介としたが、映像としてもストーリーとしてもクオリティは非常に高く、また終盤では息をつかせぬ展開で、見ごたえ十分の作品だと思う。

次回のアニメレヴューは、「NieA_7」の予定。

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