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zoom RSS おおきく振りかぶって 第7話 「野球したい」

<<   作成日時 : 2007/05/27 09:32   >>

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西浦と三星の練習試合についに決着が。

毎回ですが書いておきます。原作はアニメの放送が終わるまで読みません(放送終了後読むつもり)。なので、原作既読者にはもしかしたら違和感をもつ記述があるかもしれませんが、アニメだけをみた場合の感想です。

第7話は、脚本:白根秀樹、絵コンテ・演出:岩崎太郎。脚本の白根さんは多種類のアニメで脚本を書かれている方ですが、比較的売れた最近のアニメだと「灼眼のシャナ」の脚本を書かれています。いくつかのアニメではシリーズもされています。岩崎さんは「鋼の錬金術師」などで絵コンテ・演出をされており、水島努監督とは「xxxHOLiC」で一緒に仕事をされています。

西浦と三星の練習試合の続きだが、7回裏の途中から最後まで描かれた。8回表西浦の攻撃で2点追加し、4-3とし再び逆転。三橋は9回まで踏ん張り最後は三星の4番織田を三振にとる好投で西浦は初試合初勝利をものに。試合後三星の元チームメイトたちは三橋に謝罪しチームに戻るよう要請するが三橋は西浦で野球を続けることを宣言する。

今週は三橋と叶が投手として対照的に描かれているところが印象に残った。前回叶は、三橋が中学時代四球や死球がほとんどなかった事実をもとに、いい投手の条件として一試合を投げ続けることができるくらい投げることに集中できるかどうかということをあげていたが、8回表叶は四球や死球でノーアウト満塁を迎える。大きく落ちるフォークを捕手の畠がとれないことや、叶にとってはこれが投手としては初試合なため、ある程度割り引かなければならない点はあるものの、打たれても投げることに集中できていた三橋の投手としての力をより引き立てていた。一方、三橋は三星に逆転をゆるした7回裏の後、ベンチに戻れず、阿部に打たれたことを謝ろうとしていたのに対し、叶は8回表自らのエラーで逆転されたときマウンドで悔しさを体で表現するがチームメイトに謝ろうとしない。こういう場面では、叶のような投手の方がチームメイトに安心感を与えれるのだろう。どちらがいい投手かはひとによって考え方が異なるだろうが、甲乙つけがたい異なるタイプの投手を描けていたと思う。

個人的には今回は楽しんでみることはできたのだが、いくらか不満点もあった。無理に一話にまとめようとしたためか、原作に忠実に描いたためなのかわからないが、描写が十分でないと感じたところがいくつかあった。具体的にいくつかあげると、まず最初は花井の打席の場面。これまでは田島と花井を対照的に描いている部分があり、花井の打席では毎回花井のモノローグを入れていた。これまでは、2回ではフォークを打てずに三振、4回ではフライ、6回ではサード正面という結果で、毎回くやしがっており花井の最後の打席はどういう描かれ方をするのかと思っていたが、今回はモノローグを入れずに、ただフォークをバントで打ったところが描かれた。正攻法では今の花井には叶のフォークを打つ技術がないのでバントを狙うのも一つの選択だが、ここでは花井のモノローグを入れ何故バントを狙うのか、あるいは打った後の花井の心情をもう少し丁寧に描いて欲しかった。次は最後の三橋と織田の対決。織田は万能ではないものの相当なバッターとして描かれる予定だったと思うのだが、三橋の能力を探る場面や叶の性格や心理状態を察する観察者の視点としては多用されたものの十分に描くことができなかったキャラなのではないかと感じた。今回三星の最後の砦として織田が登場したが、たとえば2球目に大きなファールを打たれたところで三橋や阿部の心理は描かれず織田のバッターとしての怖さを十分に表現できずにあっさり西浦が勝利をものにしたという印象を持った。最後は、試合後畠たちが三橋に謝罪する場面。あまりに素直に三橋に謝罪しており、安っぽいドラマを見ているような印象だった。普通人間は一度否定したものをそうたやすく受け入れることは出来ない。そこには何度も葛藤があるはずでそういう場面を一切省いた、あまりに率直な謝罪で個人的にはストーリーに深みが感じられなかった。

ネガティヴなことも書いたが、もちろんうまいなと感じる描き方も多く楽しめている。次回の第8話は、「スゴイ投手?」。これまで伏線が何度かあった阿部の過去に焦点があたるようです。期待です。

毎回、その回で描かれたワンシーンを自分の言葉で文章にしていますが、今回は、最後の三橋が眠っている場面を描いてみたいと思います。

「さあ、肉仕入れにいくよー」
百枝監督が部屋から出て行った。
一人になるとかすかに三橋の寝息が聞こえる。

試合前日に三橋に聞いたときは眠れているといっていたがとてもそういう風ではなかった。こいつはそんな緊張の中でこれだけのプレイをしたんだ。そして初勝利を手にいれ、いまはぐっすり眠っている。

いまさっきの百枝監督の言葉が思い出される。

「この安心は阿部君があげたんだよ。
阿部君が三橋君に信頼されたってこと。
捕手が投手に尽くした分を投手は信頼で返すのよね。
信頼されるっていいものでしょう。」

もう一度眠っている三橋をみる。安らかな顔で眠っている。

こっちからの一方通行じゃないんだ。俺を信頼してくれてるんだ。
俺は3年間お前に尽くす。
西浦を選んで良かったって必ず思わせるからな。

改めてそう決心し、阿部は三橋の眠っている部屋を後にした。


# ブログを書いてる人ってひとつの記事を書くのに平均どの程度時間使っているのかなあ?最近は一つの記事を書くのに毎回2時間以上かかってるのでなかなか大変です。特に、この毎週の感想は、毎回搾り出すようにして書いてるから精神的には結構きついです。まあ、書いた後はああ書いてよかったなと思えるからいいんだけどねw。

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